|
山の宿らしいこじんまりした質素なお部屋です。
静けさの中に感動ひろがる東北最高地「海抜1,400m」の秘湯です。様々な高山植物に出会い、大自然の息吹を全身に感じながら「山」の秘湯情緒を満喫いただけます。

目前に広がる大自然を見ながら、散策で疲れた身体をじっくり休めるのもまた秘湯ならではの醍醐味。
【データ】
□ 客室数 26室(本館・新館あり)
□ 収容人数 90名
|
 |
日常の喧騒から離れ、ゆったりした時の流れの中で、自然に抱かれる贅沢な時間をお過ごしいただけます。
ふと目を覚ますと、部屋の中が真っ赤に染まっているんです。
何だ?・・・夢うつつのまま窓の外に目をやりました。
昨日見たはずの景色が、あたり一面真っ赤だったのです。
朝焼けです。こんなにも美しく、木々の緑まで紅に染める朝焼けは、藤七温泉ならでは・・・。
想像してみて下さい、朝焼けに染まった部屋で目が覚めたときの清々しさ、そして感動を…。
まるで雲の上にいるみたい!
眼下に広がる一面の雲の海。
その雲海から標高の高い山の頂がひょこひょこと頭を出している。やはり岩手山は別格の美しさを呈する。
あの雲の下には、麓の町があり人々が暮らしている。そんなことさえも神秘的に感じられるその眺め。
雲上の宿「藤七温泉彩雲荘」の名に恥じない見事な景色がそこにはあった・・・。
寝ぼけた顔、寝ぼけた体に光のシャワーが降り注ぐ。それは痛いくらいに、まるで多くの光の矢が私の体を射抜くかのように・・・。
温まった地面から立ち昇る湯気を縫って、光線がただ真っすぐに私に向かってくるのを感じることが出来る。
ただ真っすぐに・・・。
普段はこの朝もやの下に自分がいるはずなのに、今朝はその上から眺めているのだ。
これほど美しい光のシャワーを毎日浴びられたらどれほど幸せなのだろう・・・。
目の前に広がる山の斜面は天然の絨毯のよう。緑に黄色に赤・・・橙も。自然の力は偉大だな。妙に納得させられるその美しさは言葉を失うほど。
八幡平の山頂部に位置する藤七温泉の秋は、9月になるとすぐに訪れる。
標高の高さゆえ、針葉樹が大半を占め、その間を縫うように育成する落葉樹の葉の色づきは見事なコントラストを醸し出す。
もうすぐ冬・・・。
来年もきっとまたここに来よう。
|